台風が近づいてから、
「停電したらどうしよう」
「スマホの充電は大丈夫?」
「断水したときに何を用意しておけばいい?」
と慌てて準備を始める方も多いのではないでしょうか。
台風では暴風や大雨だけでなく、停電・断水・通信障害などが発生する可能性があります。
総務省消防庁も2026年7月の「台風に対する備え」で、避難生活や停電に備えて食料・簡易トイレ・懐中電灯・ラジオなどを用意することを呼びかけています。
そこで今回は、台風が来る前に準備しておきたい便利グッズを、
- 停電時に役立つか
- 断水時に役立つか
- 普段から保管しやすいか
- 台風以外の災害にも使えるか
という点から、**「台風前に備えたい便利グッズBEST5」**として紹介します。
※ランキングは公的機関が順位付けしたものではなく、2026年8月26日時点の防災情報をもとに、実用性を基準として独自に選定しています。
台風前に備えたい便利グッズBEST5
| 順位 | 防災グッズ | 特に役立つ場面 |
|---|---|---|
| 1位 | モバイルバッテリー | 停電・スマホ充電 |
| 2位 | LEDランタン・懐中電灯 | 停電・夜間 |
| 3位 | 携帯トイレ | 断水・停電 |
| 4位 | 防災ラジオ | 停電・通信障害 |
| 5位 | 窓ガラス飛散防止フィルム | 暴風・飛来物対策 |
1位:モバイルバッテリー

台風前にまず充電しておきたいのがモバイルバッテリーです。
停電すると困るのは照明だけではありません。
現在はスマホから、
- 気象情報
- 避難情報
- 河川情報
- 家族との連絡
- SNSやニュース
- 自治体からの防災情報
などを確認するケースが多く、スマホのバッテリー切れは大きな問題になります。
そのため、台風接近が分かった段階でスマホだけでなくモバイルバッテリーも満充電にしておくのがおすすめです。
家族が複数人いる家庭なら、モバイルバッテリーを1台だけではなく複数用意しておくと安心です。
また、さらに長時間の停電に備えるなら、大容量のポータブル電源も選択肢になります。
モバイルバッテリーを選ぶポイント
- 複数回スマホを充電できる容量
- USB Type-C対応
- 複数端末を充電できる
- 残量表示が分かりやすい
- PSEマークを確認する
なお、政府広報は2026年8月、リチウムイオン電池を使ったモバイルバッテリーについて、高温環境や強い衝撃による発熱・発火に注意し、購入時にはPSEマークを確認することを呼びかけています。
台風対策用だからと押し入れに入れっぱなしにするのではなく、普段から状態をチェックしておきましょう。
2位:LEDランタン・懐中電灯

停電対策として欠かせないのが、LEDランタンや懐中電灯です。
消防庁や内閣府も、台風・災害への備えとして懐中電灯を準備するよう案内しています。
個人的に特におすすめしたいのは、懐中電灯だけでなく部屋全体を照らせるLEDランタンを用意しておくこと。
懐中電灯は移動には便利ですが、食事をしたり家族で過ごしたりするときにはランタン型のほうが使いやすくなります。
おすすめは「ランタン+懐中電灯」
例えば、
リビング → LEDランタン
移動・トイレ → 懐中電灯
というように使い分けると便利です。
選ぶなら、
- 乾電池式
- USB充電式
- 乾電池+充電の両対応
- スマホへの給電機能付き
などがあります。
充電式だけに頼る場合は停電が長引くと充電できなくなるため、予備電池も一緒に用意しておくと安心です。
3位:携帯トイレ

見落としやすいものの、実はかなり重要なのが携帯トイレ・簡易トイレです。
大雨や台風によって断水した場合、水洗トイレが普段どおり使えなくなる可能性があります。
内閣府は各家庭で最低3日間、できれば1週間過ごせるような備蓄を推奨しており、備蓄品の一つとして携帯トイレを挙げています。
さらに、2026年度の「防災週間」に関する内閣府資料でも、最低3日、できれば1週間程度の食料・飲料水とともに、携帯トイレ・簡易トイレ・トイレットペーパーなどを備蓄することが示されています。
携帯トイレは普段ほとんど場所を取らないため、家族の人数に合わせて多めにストックしておきたい防災用品です。
選ぶときのポイント
- 凝固剤と処理袋がセット
- 使用方法が簡単
- 長期間保存できる
- 防臭対策がされている
- 家族人数に合ったセット数
台風だけでなく地震などによる断水時にも使えるため、一度用意しておけば幅広い災害対策になります。
4位:防災ラジオ

「スマホがあればラジオはいらないのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、停電が長引いたりスマホのバッテリーが減ったりしたときの情報収集手段として、乾電池式や手回し充電式の防災ラジオを用意しておくと安心です。
消防庁は2026年7月の台風対策でも、非常用持ち出し袋にラジオを入れておくよう案内しています。
防災ラジオには、
- AM/FMラジオ
- LEDライト
- 手回し充電
- USB充電
- スマホ充電
など、複数の機能をまとめた製品もあります。
特にラジオ+ライト+充電機能を備えたタイプなら、非常時の荷物を減らせるのがメリットです。
ただし、スマホ充電機能については製品によって能力が異なるため、モバイルバッテリーの完全な代替と考えず、情報収集手段の一つとして準備しておくのがおすすめです。
5位:窓ガラス飛散防止フィルム

台風ならではの対策として準備しておきたいのが、窓ガラス飛散防止フィルムです。
強風時には木の枝や看板、植木鉢などさまざまな物が飛ばされる可能性があります。
消防庁は台風前の事前対策として、
- 窓をしっかり施錠する
- 必要に応じて窓を補強する
- 風で飛ばされそうな物を固定する
- 格納できる物は家の中へ入れる
ことを呼びかけています。
内閣府の風水害対策でも、窓ガラスに飛散防止フィルムを貼ることや、飛来物に備えてカーテンやブラインドを下ろしておくことが紹介されています。
特に、
- 大きな掃き出し窓
- 雨戸やシャッターのない窓
- 寝室付近の窓
などは、台風シーズン前に対策しておくと安心です。
なお、窓の対策や屋外の片付けは暴風が始まる前に済ませることが重要です。
風雨が強くなってからベランダや屋外へ出て作業するのは避けましょう。
グッズだけでは不十分!台風接近前に確認したいこと
便利グッズを買うだけで、台風対策が完了するわけではありません。
台風が接近することが分かったら、次の準備も早めに行っておきましょう。
屋外
- ベランダの植木鉢などを室内へ移動
- 自転車などを固定
- 側溝・排水口を掃除
- 雨戸やシャッターを確認
室内
- スマホを満充電
- モバイルバッテリーを満充電
- 飲料水を確保
- 懐中電灯・ランタンを確認
- 乾電池を準備
- カセットコンロ・ガスボンベを確認
- 携帯トイレを準備
避難関係
- ハザードマップを確認
- 避難場所を確認
- 避難経路を確認
- 家族の連絡方法を決める
- 非常用持ち出し袋を準備
政府広報は、危険な地域ではハザードマップを確認し、避難場所や避難ルートをあらかじめ把握しておくことを呼びかけています。
また、消防庁の2026年7月資料では、警戒レベル4「避難指示」では速やかに避難し、警戒レベル5「緊急安全確保」はすでに災害が発生または切迫している状況と説明されています。
「まだ大丈夫」と考えて準備を遅らせないことが大切です。
水と食料も最低3日分を目安に備蓄
今回のBEST5とは別に、必ず準備しておきたいのが飲料水と食料です。
内閣府では、各家庭で最低3日間、できれば1週間生活できるよう備蓄することを推奨しています。
飲料水については1人1日3リットルが目安として示されています。
また、政府広報オンラインが2026年7月27日に公開した家庭備蓄の情報でも、最低3日から1週間分の食品を人数分用意し、普段食べる食品を少し多めに買って消費しながら補充する「ローリングストック」が紹介されています。
特別な非常食だけを大量購入するのではなく、
「普段食べるものを少し多めに買う → 食べる → 買い足す」
という方法なら、無理なく続けやすいでしょう。
まとめ|台風が来る前に備えておきたいBEST5
今回紹介した**「台風前に備えたい便利グッズBEST5」**はこちらです。
1位 モバイルバッテリー
→ 停電時のスマホ電源確保に。
2位 LEDランタン・懐中電灯
→ 停電時の明かり確保に。
3位 携帯トイレ
→ 断水時のトイレ問題に備える。
4位 防災ラジオ
→ スマホが使えない場合の情報収集に。
5位 窓ガラス飛散防止フィルム
→ 台風の暴風・飛来物対策に。
台風対策で大切なのは、雨や風が強くなってから準備を始めるのではなく、台風が接近する前に必要な物をそろえておくことです。
特にモバイルバッテリーやランタン、携帯トイレなどは台風だけでなく、地震や大規模停電などの災害時にも活躍します。
「家にあると思っていたら電池が切れていた」「モバイルバッテリーが空だった」ということがないよう、台風シーズンには一度、防災用品をまとめてチェックしておきましょう。
参考資料・確認日
情報確認日:2026年8月26日
- 総務省消防庁「消防の動き 令和8年7月号・台風に対する備え」2026年7月
- 内閣府「令和8年度『防災週間』及び『火山防災の日』について」2026年8月
- 内閣府「自然災害への備えは万全ですか?チェックしてみよう!」
- 政府広報オンライン「何をどれだけ? 食べながら備える食品の家庭備蓄」2026年7月27日
- 政府広報オンライン「『警戒レベル4』までに危険な場所から全員避難!」2026年7月更新

コメント